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安藤 忠雄(建築家)
1941年大阪生まれ。独学で建築を学び、
1969年に安藤忠雄建築研究所を設立。
社会的な通念、慣習等既成の枠組みと境界を越え、新しい世界を求めて前を向き、闘っている。現在、ベニスでの15世紀の海の税関を改修し現代美術館に再生する計画をはじめ、アメリカ、スイス、メキシコ、アブダビ、韓国、中国などで同時にプロジェクトが進められている。
また、2016年東京オリンピックの招致活動の総監督を務め、『海の森募金』の活動を進めるなど、東京の都市整備に取り組んでいる。
代表作に、「光の教会」、「大阪府立近つ飛鳥博物館」、「淡路夢舞台」、「フォートワース現代美術館」、「地中美術館」、「表参道ヒルズ(同潤会青山アパート建替計画)」、「パラッツォ・グラッシ」、「東京大学 情報学環 福武ホール」など。 2008年6月東急東横線渋谷駅が完成。
79年「住吉の長屋」で日本建築学会賞、85年アルヴァ・アアルト賞、
89年フランス建築アカデミーゴールドメダル、93年日本芸術院賞、
95年朝日賞、95年プリツカー賞、96年高松宮殿下記念世界文化賞、
02 年AIAゴールドメダル、京都賞、03年文化功労者、
05年UIA(国際建築家協会)ゴールドメダル、レジオンドヌール勲章(シュヴァリエ)等国内外で受賞多数。
イギリス ロイヤル アカデミー オブ アーツ、アメリカ芸術文藝アカデミーなど名誉会員。
91年ニューヨーク近代美術館、93年パリポンピドゥーセンターにて個展開催。
イェール、コロンビア、ハーバード大学の客員教授歴任。
97年より東京大学教授、03年より名誉教授、05年より特別栄誉教授。
著書に「建築を語る」「連戦連敗」「建築手法」など
阪神・淡路震災復興支援10年委員会の実行委員長として被災地の復興に尽力する。又、瀬戸内海の破壊された自然を回復させるため、中坊公平氏と共に「瀬戸内オリーブ基金」を2000年に設立。 |